SSRIオーヴァドライブII

Cut MID Range, Drop the BASS!








[Life}左めの夢(Left Optic nerved Dream)

という訳でタナベです。
今日も今日とて自宅よりお送りしております。
ふぅ。やっと晴れてきましたな。横浜市中区地方は、ずっと小雨で、うっとおしいお天気でありました。いや梅雨だから、月曜日の暑さ、がヘンテコだったって訳ですけど。

で、
左目の話を。

わたくし、思い起こせば高校生の頃から、なんかきっかけは分からないが、目が痛み、涙ボロボロになる機会があるのです。高校3年の頃が最初だったと思う。目が悪いのは自覚していましたから一番前の一番窓側の席を狙ってずっと座っていたのですが、眼鏡が合ってなかったのか、目が痛くて痛くて涙ボロボロで早退した覚えがあります。

それは、
大人になってからも発症しておりまして、横浜市中区地方にありました横浜創造界隈ザイムというところで働いていたときも、年末になると必ず右目が痛む。目を動かしただけで痛みが走り、涙がボロボロ出ちゃって仕事にならん。その時は地元の優良店、秋山眼科へ行ったところ、すぐに大病院で検査を受けた方がいい!と紹介状を即!書いてくださって、横浜市西区みなとみらい地方にありますけいゆう病院を受診したのでした。

受診したのではありますが、MRI検査を受ける前に、痛みがなくなってしまい、その後、サボってしまったのであります(火暴)。
しかし、このサボったというデータは秋山眼科へも送られているとは当時露ともしりませんでした。笑。

さて、
今回、同じように目を動かすだけで痛く、涙がボロボロと出るというのが発生したのは、5月15日日曜日の辺り。しかしいつもと違うのは、今回は左目であった!ということ。
この点、かなり神経質に考えましたよ。実際、現場にはいるのは5月23日月曜日と期間が迫ってましたからね。症状としてはいつもと同じように目を動かすと痛い!というあたり。ボロボロ泣くくらい痛い、という。

で、
18日水曜日に、地元の優良店(くどいって)、秋山眼科へ行き診ていただいたところ、水晶体、網膜、視神経は、検査できる範囲では何も問題ない、ということでした。でも痛いんですよ先生!「人は40歳を過ぎると、老眼がはいってくるので、今使っている眼鏡の他に、パソコン用の眼鏡を作るようにした方がいいよ」そうかー。試用させていただいたら確かに便利。目も楽ちん。うーん。

でも、痛いんです。

そして、
気づいたのは22日日曜日、

左 目 の 視 力 が 落 ち て い る 。

今まで右目では起きなかったのに、左目が見えなくなっている!もやがかかった状態になっている!左目の方がもともといいのですが、悪い右目より左目の方がより悪くなっている!大ショック!
翌日の23日月曜日、劇場搬入直前に秋山眼科を受診(しかも受付時間終わった後にすべりこみ)。
再検査の結果、左目の視力が1.2から0.4に低下。ががーん。
先生のお見立てでは、「正面から見た限りどこにも問題ない、ということは、脳に近い方の視神経に何か問題があるのではないか、以前、右目も同様だったため、今回こそMRI検査を受けなさい!明日すぐに!治療としては、点滴で数日入院になるかもしれないよ」というお話。うへえ。その場ですぐにけいゆう病院への紹介状(3年ぶり2通目)を書いてくださいました。あれね、「御侍史」という奴。笑。

で、
ですよ。
その夜から搬入、翌日24日火曜日は終日仕込、25日26日と本番でしたからね(しかもほぼ連日20時間作業)、病院には行けず、でありました。みんなごめんね。オデ、目が片目見えてなかったんだよ。体調管理ができない人間で、ほんと申し訳ない。

結局、
けいゆう病院へ行ったのは31日火曜日のことでした。眼圧、視力、光への反応の検査、などを行い、先生(岡山県出身、趣味ダンス、ショートカットで石鹸の香りがする。うふ)とお話して、翌週にMRI検査となりました。先生も診たところでは特別に所見はなく、検査の結果を待つ、という話でした。

そして、
昨日、人生初(?)のMRI検査を受けましたですよ。オモシロイね、耳栓渡されるんだよね。笑。そりゃすごい音がしましたよ。でも自分が見た『コンスタンティン』(キアヌ・リーブスシングルモルトARDBEGをストレートで飲む映画)のなかの、地獄の描写での“地獄の亡者”みたいな映像が観れると思うとワクワクしちゃって頬も緩む、という状態でした。
だが、お会計の時に12,000円で、途端にがっくりしたのですが。笑。視野検査もやったしねえ。でもお高いわあ。

そんなこんなで、
本日も通院。まずは眼圧検査と視力検査。眼圧は問題なし。視力は裸眼で、左1.2、右1.0。もう普通の状態に戻っている感じ。それから先生(今日もショートのパーマネントで石鹸の香りがした。奥二重)とお話です。
MRI検査、視野検査、他の検査についても、特に問題のある所見ではなく、なんでしょうねえ、というお話に(火暴)。ストレスで視力が落ちるのはある話、とした上で、今回の所見にはないけれど、可能性としては、副鼻腔炎(つまりは蓄膿症)の場合に、鼻汁が神経を圧迫する可能性があるんだそう。先生のおててがわたしのおでこを押して、「痛くない?」と、もう、痛くなんてありません!いやん!ばかん!という状態(謎)。実際、目の下の頬骨の部分を自分で押しても痛くないしなあ。もともとアレルギー性鼻炎ではあるけれど、副鼻腔炎ってことはないだろうなあ、と思いましたよ。
また、ステロイド剤での治療もあるが、自分の副腎皮質ホルモンが出なくなってしまうなどの副作用もあるし、とのお話もいただきました。いや、今の自分には必要ないっす。これが点滴で入院する治療ですね。「そうです」
あと、
ずっと不思議に思っていた、この目を動かしたときにのみでる痛みと、目を動かしたときに目の中が光る、という現象についても聴いてみた。これらもあり得ない話ではないそうで、過齢で水晶体が変形したりすると、目を動かしたときに、網膜・強膜を引っ張ってしまって、視神経に影響を出してしまうのだそうで。わたしの場合は、MRI検査の所見から水晶体が変形している訳ではないけれど、同じようなことが発生しているのでは?というお話でした。これには少し納得。だって目を動かさないと発症しないし。今のところ、問題なさそうで、いずれ治りそうだし。

結論として、
今、飲んでいるメチコバール(ビタミン剤)を飲み続けて、2週間後にまた検査をしてみましょう、というお話になりました。また先生と逢えるぞ。うふふのふ。
まあ、それまでによくなっていたらいいのですがねえ。

今回の眼球譚といたしましてはこんな塩梅で。
みなさまも、ドライアイ、疲れ目にはご注意ください、と。そんなお話でありました。
長々と失礼をば。